学校長の挨拶

大阪が誇る蘭方医家、緒方洪庵の高弟である福沢諭吉の「学問のすゝめ」に、「実なき学問は先ず次ぎにし、専ら勤むべきは、人間普通日用に近き奨学なり」という一節があります。21世紀が幕を開け、平成維新といわれる現在に相応しい箴言といえましょう。大阪医療技術学園専門学校の建学・教育の理念の第一は、「実学」、なかでも超高齢社会がもっとも必要とする良質な医療・福祉および心理を支える知識・技術を実践的に伝授することにあります。しかし努力を重ねて習得した折角の知識・技術も、豊かな「人間性」の裏打ちに欠けていますと宝の持ち腐れとなり、特に医療・福祉・心理の世界ではサービスを求める人達に十分に役立たせることはできません。ここに、「人間性」の涵養を教育の第二の柱としている所以があります。さらに、日進月歩する医学・医療・福祉および心理の世界には国境はありません。それぞれの分野の先進国から良いものがあれば積極的にどんどん取り入れ、取り込むことが必要です。医療・福祉・心理のスペシャリスト、エキスパートをめざす学生諸君は、誰にもまして、世界を見渡し、広い視野に立って、在学中から研鑽を積むことが必要です。本校では、建学以来、「国際性の育成」を教育理念の第三の柱として参りました。
専門学校の任務は、職場で「即戦力」として役立つ知識・技術を習得した優れた人材を社会に送り出すことにあります。大阪医療技術学園専門学校には、具体的かつ確固とした理念の下に学生諸君の指導に努め、社会的に高い評価を勝ち取っている数少ない医療系専門学校の代表校としての実績があります。医療技術を通じて社会に貢献することを志し、若さと気力に溢れて本校に入学される学生諸君には、私ども教職員と力を合わせ、健康で、豊かで、人に優しい社会作りに向けて前進してほしいと考えております。
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