臨床検査技師

スピーディーに、そして正確に
分析結果を出す仕事

卒業生の声 臨床検査技師

吉田 元治
大阪府立中河内救命救急センター勤務
臨床検査技師科 卒業
大阪府 北千里高等学校 出身

一秒が生死に関わる
救急医療で活躍

 現在、救急救命の第一線で仕事をしています。勤務先は三次救急を主に扱う医療機関で、わずかな治療の遅れが生命の危機につながる患者さんが数多く運び込まれます。医師から指示を受けた後、一秒でも早く正確な検査結果を届けるため、日々、時間と戦っています。
 以前、自分が検査を担当した患者さんのなかに、得られた結果から危険な状態だと思う方がおられ、急いで医師に報告したケースがありました。検査指示の段階では医師も危険な状態に気づくことのできなかった難しい症例でしたので、とっさの私の行動が結果的に患者さんの命を救うきっかけとなったことを、ご本人からも医師からも感謝されました。この仕事はそれだけ重い使命と責任があることを、とても誇りに思います。

一人でも多くの生命を
救っていくために

 臨床検査技師は、優れた検査技術があれば良い、というものではありません。患者さんに直接、触れて検査をするので言葉一つにも注意が必要です。また医師の指示で動くという受け身の姿勢ではなく、総合的に病態を判断して医師が望むデータを見極め、積極的に報告する広い視野や行動力も必要。それを私は学校の人間性教育を通じて学べたと思っています。
 血液には、その患者さんの今の身体情報が無限大に入っています。そのデータを扱うのが臨床検査技師です。一人でも多くの尊い生命を救うためにも、常に勉強し知識とスキルを上げることは欠かせません。その努力を通じて、人間的にも成長できる素晴らしい仕事です。