文系大学卒業後、
社会人経験を経て「言語聴覚士」へ
病院勤務・Nさん32歳の場合
文系大学を卒業後、営業職として勤務していたNさん。
医療分野に詳しい先輩から、「言語聴覚士」という職業を知り、人と関わること、食べること、話すこと、聞くことが好きな私に向いている仕事かもしれない、とキャリアチェンジを決意。
その後、病院のリハビリテーション部門に転職し自分の良さを活かしながら、医療に貢献できているやりがいも感じているとのこと。
今回はそんなNさんにお話を聞きました。
将来を考えて、言語聴覚士の資格をとって
キャリアアップしようと思いました
文系の大学を卒業して、アロマスクールに卒業してから、アロマ関連の会社で営業職をしていました。
6年近く務める中で、医療看護分野に詳しい先輩から「言語聴覚士」について教えてもらう機会があったことが人生の転機になりました。「人と関わること」、「食べること」、「話すこと」、「聞くこと」が好きな私に向いている仕事かもしれない!、と仕事内容を聞いてそう感じ、言語聴覚士を志しました。
20代後半だったのでもう一度勉強できるか不安でしたが、何とかなる! と思い入学を決意しました。
言語聴覚士を夜間の部で受講できるのは、
ここが近畿で唯一だったんです
20代後半だったので、もう一度勉強することに不安はありましたし、学費や生活費も確保したいなと考えていました。
大阪医療技術学園は、働きながら勉強できる、夜の部があったので「ここだ!」と。平日の昼の時間は、バイトやフリーな時間として使えることがありがたかったです。言語聴覚士のカリキュラムを夜の部で開講しているのは、近畿で唯一、大阪医療技術学園だけだったので、身近にあってよかったです。
大阪市内にあるので、通いやすさも大きなメリットですね。4年制大学を卒業していたら、2年間の通学と学習で国家資格を取得できることも知り、言語聴覚士への最短ルートとして大阪医療技術学園を選択しました。平日は夕方18時から授業なので、平日に開催していた「夜の授業見学会」に参加して、授業の雰囲気を見たり、土日開催している「入試対策セミナー」に参加してから、AO入試で受験しました。
一般入試には不安もあったので、事前授業を受けてから試験にチャレンジできたことも、入学後の不安解消につながりました。
大阪医療技術学園からワンポイント!
言語聴覚士のニーズは年々高まっています。
全国で言語聴覚士の資格を持つ人は約3万人です。これは作業療法士の約10万人や理学療法士の約19万人と比較しても圧倒的に少ないんです。高齢化社会や救急医療の高度化、支援の必要な子どもの増加等の背景を考えると、総合病院等における人手不足も含め、言語聴覚士の需要は非常に高まっています。
近年、TVドラマ等で取り上げられたこともあり、言語聴覚士についての関心は高まってきていることは現場で実感しています。良い意味で注目されていることは非常に喜ばしいことです。
入学を希望される方やオープンキャンパスにお申込みいただく方も増えてきており、当校としてもそういった方々を全力で支援できるよう、そしてひとりでも多く言語聴覚士を輩出できるよう、全力で取り組ませていただいています。
大阪医療技術学園専門学校
入試事務局・キャリアセンター
将来を考えて言語聴覚士の資格をとって
キャリアアップしようと思いました
私も最初は「できるかなぁ」という不安と「なんとかなる!」の気持ちの半々でした。
思っていた通り大変ではありますが、意外とメリハリをつけて過ごせました!平日は17時までバイトや自由時間を確保して、18時から約3時間程度の勉強。昼間を有効活用できるスタイルは、やってみてより良さを感じました。なにより同じクラスメイトには20代後半~30代の同世代が多く、さまざまな前職・現職でいらっしゃって!夜間のクラスなので、みなさんまじめで堅いイメージを持っていましたが、検査練習などを通して、仲良く和気あいあいと授業を受けることができました。
クラスメイト同士で信頼関係も築くことができて、いい緊張感・熱量で通うことができたと思います。やっぱり同じ「言語聴覚士」という資格をめざしている人たちの中で、かつ3時間でぎゅっと濃厚に効率的に学びたいと思っている人たちの中で学べたことは、ほかにはない経験でした。
仕事と勉強を両立している方ばかりなので、お互いの大変さを尊重し、励まし合いながらの2年間。卒業後もお互いに連絡を取り合って応援しています!
大阪医療技術学園の就職サポート制度を
利用して転職しました
OCMTキャリアセンターの就職サポート制度を利用して、相談しながら進めました。
私が希望する就職先や働き方の相談から乗ってくださり、その後の履歴書の書き方や面接練習まで、細かくご指導いただきました。小論文が必要な就職活動の際には、一緒に対策もしていただけて、とても助かりました。当時の担任の先生とキャリアセンターの先生がサポートしてくださり、最終的に今の総合病院に転職しました。
今は公立病院のリハビリテーション科で、摂食嚥下障害の方に対し、安全にお食事を食べて頂けるように、嚥下訓練を行っています。また、失語症や高次脳機能障害の方に対し、言語聴覚療法を行っています。まずは、嚥下療法のスペシャリストとして病院に貢献していきたいです!
言語聴覚士の道は険しく、勉強も決して楽ではないと思います。ですが、頑張った分やりがいや達成感もあります。このキャリアチェンジした道を進んでいきたいと思っています。
キャリアアップや社会貢献、高まる需要
言語聴覚士で将来設計
Nさんは、見事に働きながら2年間の学習を経て、言語聴覚士の資格取得とキャリアアップを果たしました。今回、大阪医療技術学園専門学校としては、Nさんが当時の思い出を楽しく語っている姿を見て、Nさんと社会貢献の一助となれたことを誇りに思っています。