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口紅の原料にも!大阪薬科大学の薬草園を見学
2019.6.18
2019年も半年経ちましたね6月と言えば、薬業科では毎年 薬草園の見学を実施しています
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今年も、1年生販売専攻の学生達と 大阪薬科大学の薬草園に行ってきました=͟͟͞͞( •̀д•́)))
生薬学は後期からなので
まだ薬用植物については触れる機会もないのですが 沢山の薬用植物に触れることで 興味を持ってもらえたようです( ੭ ・ᴗ・ )੭
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また、見学の前に事前課題として 生薬として使われる薬用植物についての予習を してもらっています୧(๑•̀ɜ•́๑)૭✧ せっかくの機会なので、ブログでも代表的な薬草を ご紹介させていただきますね
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ベラドンナ ナス科のベラドンナ(Atropa belladonna) 根を使う。鎮痛鎮痙薬(劇薬)。 ヒヨスチアミンなどのトロパンアルカロイド成分を含む。 全草に有毒成分を含んでいる。
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マオウ(麻黄) マオウ科のシナマオウ(Ephedra sinica)。 地上茎を使う。 エフェドリン、プソイドエフェドリン メチルエフェドリンなどのエフェドリン系アルカロイドを含む (これらは覚せい剤原料) 気管支拡張など、葛根湯などの漢方処方に含まれる。
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カンゾウ(甘草) マメ科のウラルカンゾウ。根及びストロン(走出茎)を使う。 グリチルリチンが主成分。抗炎症作用、他にリクイチニンは鎮痛作用。 漢方処方の8割くらいに配合されている。 グリチルリチンは砂糖の200倍も甘く、甘味料としても使われる。 沢山摂り過ぎると偽アルドステロン症(低カリウム血症)となるので要注意。
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ベニバナ(紅花) キク科のベニバナ。管状花を使う。 生薬名はコウカ。カーサミンやサフロールイエローを含む。 漢方で駆瘀血薬として使われる。 また口紅の原料としても使われていた(現在も製造されている) 種子を圧搾して得られたのがベニバナ油。 どうですか
生活の身近なところに 薬草は使われているんですね⁽⁽ ◟(∗ ˊωˋ ∗)◞ ⁾⁾ 薬草のことも色々学べる薬業科に興味をお持ちの方は ぜひ一度学校へ見学に来て下さいね・:*。・:*三( o•ᴗ•)o □■学科紹介ページ□■ 薬業科 販売専攻 薬業科 分析専攻
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