ブログ

秋の「眠れない」「起きられない」理由を、薬業科の視点から考える😨🛏

薬業科

2025.11.4

秋の夜はなぜ眠れないのか?😲

なぜ朝起きられないのか?😪

薬業科の視点から考える「秋の睡眠トラブル」のメカニズム—

 

になると、「なんだか寝つきが悪い」「朝起きるのがつらい」と感じる人が増えます。

これは単なる気分の問題ではなく、

生体リズム(概日リズム)や神経伝達物質の変化

生活環境の変化など、複数の要因が関係しています🔗

 

日照時間の減少とメラトニン分泌の変化

 

秋は日照時間が短くなり、

視交叉上核(しこうさじょうかく=SCN)を介した体内時計の調整が乱れやすくなります

 

暗くなると松果体(しょうかたい)からメラトニンが分泌されますが、

夜間のスマートフォンPCの使用により、ブルーライトがメラトニン分泌を抑制し、寝つきが悪くなることがあります🤳

 

 

<対策>

就寝1〜2時間前のデジタルデトックス

・遮光カーテンの使用など

 

セロトニン不足と気分の低下

 

日照不足は、セロトニン合成の低下にもつながります。

セロトニンはメラトニンの前駆体であり、

同時に気分の安定覚醒状態の維持にも関与しています

これが低下すると、気分の落ち込み朝の倦怠感が生じやすくなります

 

👉薬理的には、**SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)**がこの機構に関与します。

 

自律神経の乱れと睡眠の質の低下

秋は寒暖差が大きく、

自律神経(交感神経・副交感神経)のバランスが崩れやすい季節です

これにより、入眠困難中途覚醒早朝覚醒などの睡眠障害が起こることがあります

 

 

<対策>

・規則正しい生活

・軽い運動

・必要に応じて**漢方薬(抑肝散、加味逍遙散など)**の活用

生活リズムの乱れと「社会的時差ボケ」

 

夏の活動的な生活から一転、は運動量が減り、夜型生活になりがちです

これにより、体内時計社会的スケジュールのズレが生じ、

「朝起きられない」「日中眠い」といった状態になります

 

<対策>

・朝の光を浴びる

・起床時間を一定に保つ

・**メラトニン作動薬(ラメルテオンなど)**の使用も選択肢

 

秋の睡眠トラブルは、生理学的・薬理学的に説明可能な現象です

 

薬業科の学生の場合、どんな視点から理解するのか伝わったでしょうか😊

 

こうした学習が、自分自身の健康管理だけでなく、将来の服薬指導にもつながります💪✨

もちろん必要に応じて医療機関や薬剤師に相談することも大切です🙆

 

薬業科の学びに興味を持った方…

 

▶オープンキャンパスのお申し込みはこちらから◀

 

□■□■ 学科紹介ページ ■□■□

医薬品・化粧品・食品メーカーでの実験・研究・開発のプロを目指す「分析専攻」

ドラッグストア・調剤薬局での販売・相談のプロを目指す「販売専攻」

 
 

各学科についてもっと詳しく知りたい方はこちら!

資料請求

オープンキャンパス

〒530-0044 大阪市北区東天満2-1-30
tel.06-6354-2501 fax.06-6358-7945

CONTACT

0120-78-2501

0120-78-2501

大阪医療技術学園専門学校

大阪医療技術学園専門学校© All rights reserved.

bot bot