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秋の夜が長く感じるのはなぜ?🌙心理学から見るその理由とは?📖|医療心理科

医療心理科

2025.11.4

あしひきの

山鳥の尾の しだり尾の

ながながし夜を

ひとりかも寝む

— 柿本人麻呂『万葉集』

 

万葉集で誰もが聞いたことのあるこの歌は、
山鳥の長く垂れた尾に「長い夜」を重ね、孤独に眠る自分の姿を詠んだものです🌙

秋の夜の静けさと、そこに漂う寂しさは、
時代を超えて同じものを感じていることを教えてくれますね😌

 

では、なぜ秋の夜は、「長く」感じられるのでしょうか?

それには、心理学的な理由がいくつかあります

 

🤸光の減少と体内リズムの変化

 

秋になると日照時間が短くなり、自然光を浴びる時間が減ります

これにより、体内時計(サーカディアンリズム)が乱れやすくなり、

眠気倦怠感を感じやすくなります

結果として、夜の時間が「長く、ゆっくり流れている」ように感じられるのです✏️

🐛 感情の変化と「内向き」な時間

 

秋は感情が内向きになりやすい季節です。

紅葉や冷たい風が、私たちの感受性を刺激し、物思いにふける時間が増えます

こうした感情の変化が、夜の静けさをより強く意識させ、「長く感じる」原因になります

 

🚗活動量の減少と時間感覚の変化

 

夏に比べて外出やレジャーの機会が減るは、活動量も自然と減少します。

すると、時間の流れがゆっくりに感じられ、夜の時間が長く感じられるのです。

秋の夜長は、ただの気のせいではなく、

私たちの心と体が感じ取っている自然な変化なのかもしれません

そんな夜には、古の歌人たちのように、静かな時間に耳を澄ませてみるのも良いかもしれません

 

このブログを読んで、心理学に興味を持った方…

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