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吉村知事の「PCR検査数900件出来るようになったが、もっと増やしたい」から考えたこと
医療秘書・情報学科/薬業科/医療心理科/言語聴覚士学科/鍼灸美容学科/臨床検査技師科/鍼灸師学科/専攻科/東洋医療技術教員養成学科
2020.5.10
こんにちは。久しぶり登場の教務部Nです。 WEB授業も始まりますので、今後は自分のペースでブログを更新したいと思います。 大阪医療が所在する大阪府は全国でも先進的なコロナ対策を行い「大阪モデル」を発表し、私たちに様々な事を発信してくれています。本当に大阪が所在地で良かったと思う事は多々あります。そんな中、気になったニュースがあったので今日はそれを取り上げてみたいです。 5月7日の記事です。まとめるとこんな感じです。
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ドライブスルー検査などを含め、1日に900件のPCR検査ができるようになった
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さらに検査数を増やすために、「検査をとる人、これをどれだけ確保できるか」が大きな課題
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問題なのはとっている人「防護服着て(検査を)やっている方を応援していただける方が増えれば」と、PCR検査に協力してくれる医者、歯医者さんらが増えてくれることを希望
さらにこんな記事もありました。まとめると
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大阪府は医療従事者などを支援するため、「新型コロナ助け合い基金」を設立
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申し込み段階を含め10億円もの金額が寄せられている
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「コロナの病院で防護服を着ている人、1人20万円を目標
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PCR検査のスタッフ、陽性者への対応をするホテル従業員らには1人10万円を目標として、応援金として渡したい」と計画
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4月末を一区切りとして、「5回以上患者に接触した人」と条件を示し、PCR検査のスタッフらに10万円、防護服を着て病院で対応する医師・看護師には20万円を一律給付する意向
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この給付についても「いったん4月末までで第1弾。5月もやります」と検査に手を挙げてくれる人の「応援」を募った
素晴らしい取り組みです。そこは否定しません。ただ、一つだけ腑に落ちないです。 その前に言葉を整理する必要があります。 「採取」と「検査」が混同しています。文面に出てくる検査を取る人は「採取」する人です。防護服を着て、鼻から検体を取る人です。上記に出ている、医者や歯科医師です。また「検査」はその検体からコロナウィルスの陽性・陰性を調べる人です。すなわち、臨床検査技師です。 私の疑問は 採取する人のみが足りないのでしょうか? 検査する人は患者さんと5回以上接しないので支援対象から外れるのでしょうか? 一部の新聞記事のみですので、全ての判断は出来ません。私が、これ以上言えないのも承知しています。もっと言うと、私が言わなくても、病院で働いている方は、こう言った事は承知なので、支援してもらえると思います。 全ての医療従事者が危険を顧みず、勤務してくれている事に感謝と尊敬です。 こぼれ話 医療従事者以外でも、生活を支えるために危険を承知で働いてくれている方もたくさんいます。全ての方に感謝と尊敬を持ちたいと考えました。 私たち教職員も、これから始まる授業開始を含め、学生・教職員で安全・安心な環境を整えていかなければいけないと、改めて考えました。
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