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夏といえば「お化け」なのはなぜ?👻医療心理科教員が解説🔍|医療心理科
2025.8.22
なぜ夏にお化けが怖いのか??
季節と心理の不思議な関係
こんにちは!
夏といえば、海、花火、かき氷…そして👻お化け👻
怪談話やホラー映画が盛り上がるのはなぜか?
今回は「夏とお化け」そして「人間の心理の関係」について、
大阪医療技術学園専門学校 医療心理科教員から、
ちょっとゾクッとするお話をお届けします💁✉️
なぜ「夏=お化け」なのか?🌞
まずは文化的な背景から✏️
日本では、夏になると怪談話や肝試しが定番になりますよね🏄
これは単なる風習ではなく、心理的にも意味があるんです💡
(理由の一例)
・昔の日本では、亡くなった人を供養する行事「お盆」が夏にある
・暑さで体力が落ち、感覚が敏感になりやすい!
・昼間とは違い、夜の涼しさと静けさが、恐怖を感じやすい環境をつくる
つまり、夏は「死者を思い出す季節」であり
「感覚が研ぎ澄まされる季節」でもあるのです
恐怖はなぜ快感になるのか? 🧠
ホラー映画や怪談話を「怖いけど見たい…!」と思うのは、
心理学的に「快の中の不快」と呼ばれる現象
つまり、恐怖を安全な環境で体験することで、スリルや興奮を楽しんでいるのです!
(心理的メカニズム)
①怖い話を聞くと「アドレナリン」が分泌され、心拍数が上がる🩺
②その後、安全だと確認されると「安心感」が生まれ、快感に変わる!
➡️恐怖体験は「記憶に残りやすい」ため、夏の思い出として定着しやすい🧠
「怖さ」で涼しくなるって本当?🧊
「怖い話を聞くと背筋が凍る」
なんて言いますが、実際に体温が下がるわけではありません🙅♀️
ただし、心理的には「寒気」や「鳥肌」が起こることで、涼しさを感じることがあります🥶
(注目ポイント)
恐怖によって「交感神経」が刺激され、血管が収縮→←
その結果、皮膚表面の温度が下がることも
怖い話=涼しいという感覚は、文化と生理反応の合わせ技💡
お化けは「心の鏡」? 🗨️👁️
心理学では、「幽霊や怪異」は
人間の無意識や抑圧された感情の象徴とされることがあります👀
たとえば、罪悪感、後悔、恐れなどが「お化け」という形で現れることも👻
(興味深い視点)
・怪談の主人公は、何かを隠していたり、後悔していたりすることが多い
・お化けは「見たくない自分」を映す存在とも言える👤
・怖い話を通じて、自分の内面と向き合うきっかけになることも
まとめ🎐
夏の怖さは、心を映す涼しさとも言えます🤔
夏にお化けが怖いのは
文化的な背景だけでなく、心理的な理由もたくさんあります
暑さで感覚が敏感になる季節だからこそ、恐怖がよりリアルに感じられる
そしてその恐怖は、私たちの心の奥にある感情をそっと刺激してくれるのです
この夏、ちょっと怖い話に耳を傾けてみませんか?
もしかしたら、涼しさ以上に「自分の心」と出会えるかもしれません
□■□■ 学科紹介 ■□■□
精神保健福祉士専攻 3年制
心理カウンセラー専攻 3+1年制
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