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言語聴覚士はどこで活躍しているの?~病院から学校まで~
2022.5.25
皆様、こんにちは(^^)/ 言語聴覚士学科教員の酒井です![]()
前回のブログでは、「言語聴覚士って何なの?何してるの?」についてお話させて頂きました! (↑今回も卒業生作の似顔絵を使用させていただきました!) 言語聴覚士に興味をもって下さったとしても、 どんなところで働くのかわからないと不安ですよね
そこで、今回は「言語聴覚士がどんなところで活躍しているの?」についてお話したいと思います。 言語聴覚士の働く場所には、 医療施設、介護老人保健施設、訪問リハビリテーション、教育現場、などがあります。 1つずつ詳しく見ていきますね。 まずは医療施設、わかり易くいうと病院です
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言語聴覚士はリハビリテーション職なので多くの病院で働いています。 活躍の場は広く、リハビリテーション科、耳鼻咽喉科、小児科、形成外科、口腔外科など といった多くの科に配属されています。 ただ、前回もお話した通り言語聴覚士の人数が少ないため、 比較的小さな病院だと言語聴覚士がいないなんてこともあります
また言語聴覚士がいてもリハビリテーションのメンバーのうち、1割程度ということもざらです。 (その他の9割は理学療法士だったり、作業療法士だったりします。) このことからも言語聴覚士がまだまだ足りないことがわかりますよね。 次に介護老人保健施設。 特別養護老人ホーム(よく老健、特養、などと略して呼ばれています。)といった施設。
高齢化が進む昨今、こういった施設での活躍も望まれています。 ですが、繰り返しになりますが言語聴覚士の数が少ないこともあり、 施設内に言語聴覚士がいないこともしばしばです。 知人の話だと、複数の施設を掛け持ちしており、 施設を週に1回だけ訊ねて色々な場所でリハビリテーションをしている、 なんてこともあるそうです。 そして、訪問リハビリテーションなどで働く言語聴覚士もいらっしゃいます。 くどいようですが、こちらも数は少なく、 かなり遠方まで1人で担当することもあるようです。 こちらは実体験として、原付で片道30分かかる場所から依頼があり、 毎週リハビリにお伺いしていたことがあります。
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そして、福祉や学校教育の場で働く言語聴覚士です。
最近では何らかの障害を持つ小児に対して、病院だけでなく、 小学校や特別支援学級をはじめとして、 放課後デイといった分野で活躍する言語聴覚士も増えており、 間口は広くなりつつあります。 「子どもに関わる仕事がしたいから保育士や幼稚園の先生を目指したい。 でも医療関係にも興味がある」 なんて考えているあなた。 言語聴覚士になれば、どちらの要求も満たせちゃいますよ! こうして紹介していると、 非常に多くの分野で言語聴覚士が活躍していることが伝わると思います
割合としては言語聴覚士協会の調べによるとこのようになっているそうです。
この表はそのまま就職のしやすさにつながっています。 医療関係以外を希望されている方にとっては若干厳しいグラフのように見えます。 ただ、もし自分の目指す活躍の場が狭き門の場合もあきらめる必要なんてありません。 何度も申し上げている通り、言語聴覚士は圧倒的に人員が不足しています。 卒業後、一度は医療現場で働き、 機会が来た際に希望の場に転職される方も多くいらっしゃるのが 言語聴覚士の特徴であり、強みもあります
今回ご紹介した医療分野、施設、福祉・学校教育場面で働くことに 少しでも興味がある方は 是非一度大阪医療技術学園専門学校のオープンキャンパスにご参加下さい
教員一同お待ちしております(^O^)
□■言語聴覚士学科 紹介ページ□■昼間部 3年制(高卒者対象)
昼夜間部 2年制(大卒者対象)
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