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言語聴覚士を目指す皆さんへ~お勧め映画~

医療秘書・情報学科

2015.10.1

みなさん、こんにちは

今日は、言語聴覚士を目指す皆さんにお勧めの映画を紹介させていただきます。

『潜水服は蝶の夢を見る』Le scaphandre et le papillon)という映画。

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2008年にアカデミー賞主要4部門ノミネートし、カンヌ国際映画祭をはじめ38部門受賞した名作です。

 

これはフランスのファッション雑誌『ELLE(エル)』の元編集長、

ジャン・ドミニク・ボービーによる自伝(邦訳『潜水服は蝶の夢を見る』河野万里子訳)が原作になった映画です。

 

ジャンは脳梗塞の後遺症でlocked-in syndrome(閉じ込め症候群)という状態になってしまいました。

locked-in syndromeとは、意識は鮮明なのに瞬きや目の動き以外の全身の随意的な動きができなくなる状態のことです。

ジャンの体は完全に麻痺し、唯一動くのは、左目のまぶただけになってしまいました。

 

 この自伝は、ジャンが唯一動く左目のまばたきでアルファベット1文字ずつを伝えるという方法で書き上げたものです。

 ジャンの能力を見つけ出し、20万回のまばたきを読み取り、支えたのが言語聴覚士(映画では言語療法士)でした。

言語聴覚士は瞬きや目の動きで文字を定位する方法などを訓練し、コミュニケーション手段を確保する手助けをしたのです。

 

まばたきがコミュニケーションの手段になったのです。

コミュニケーションには様々な方法があります。

その、新たなコミュニケーションを患者さんと一緒に見出していくのが、

言語聴覚士であり、家族友人です。

言語聴覚士を目指している学生さんたちや、これから目指そうと思っている方には、

お勧めの作品ですので、ぜひ観てみてくださいね

 

 
 

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