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病院経営に欠かせない!「診療報酬」とは?
2020.4.18
先日の新型コロナウイルス感染拡大を受けた 安倍首相の会見で「診療報酬倍増」が発表されましたが、 そもそも「診療報酬」がどのようなものか、知っていますか? わたしたちが病院で診察や検査などの医療行為を受けたあとに支払っている金額は、 実際にかかっている経費の30%の金額です(※一部、年齢等により負担割合が異なります。)
残り70%は患者様が加入している保険から支払われており、 この部分が「診療報酬」と呼ばれています。 病院は、診療報酬を受け取るために手続きをする必要があり それを実務として担っているのが医療事務です
診療報酬は、病気や治療内容ごとに細かく値段が決められており、 手続きを行うには専門的な知識・スキルが求められます。 診療報酬がなくては病院経営は成り立たず、 医療事務は病院経営の根幹を支える大切な仕事です。 「正社員で総合病院就職」を目指す医療秘書・情報学科では 病院でスムーズに診療報酬の手続きができるように授業を行い、 診療報酬請求事務専門士(通称、レセ認)の資格取得にも力を入れています
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また、新しい病気・治療法・医薬品に対応するために、 診療報酬は2年に1度、改定されるので、 卒業生を対象とした卒後勉強会も定期的に実施しています。 今年度は改定の年なので、本来であれば4月下旬に勉強会を実施予定でしたが、 新型コロナウイルス感染拡大を受け、残念ながら中止となりました。 今後の状況次第ですが、また別の機会に 卒業生のみなさんにも最新情報をお伝えできればと考えています。
医療秘書・情報学科の卒業生のみなさんも 医療現場の最前線で奮闘されていると聞いています。 くれぐれもお体をお大事に、そしてプロとして誇りを持ち続けてくださいね。
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