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高校総体中止だから、全てのクラブをやってきた高校生の事を考えて欲しいと言う話
医療秘書・情報学科/薬業科/医療心理科/言語聴覚士学科/鍼灸美容学科/臨床検査技師科/鍼灸師学科/専攻科/東洋医療技術教員養成学科
2020.4.28
こんにちは。 今日はちょっと真面目な教務部のNです。 一昨日に全国高校総体(インターハイ)中止のニュースが舞い込んできました。終息の見通しが立たない状況ですので、ある程度予測していましたが、高校生の立場になって考えると私のような人間があまり言うのはおかしいと考えていました。ただ、報道等のスポットの当て方に違和感があるので、私なりの意見を述べさせて頂きます。 当然、全国高校総体は高校No。1を決める大会です。ただ、私は「今まで努力を重ねてきた成果を発揮する場」でもあると考えています。報道等を見ていますと、優勝を目指してやってきた事や、推薦入試の事ばかりが取り上げられています。私はそれもあるけど、もっと全ての競技者の事を考えてあげて欲しいのです。 そもそも全国高校総体とは名の通り全国大会です。その全国大会に出るには、県予選を勝ち抜く必要があります。例えば、県で50高校が出場しても1校しか全国高校総体には出場できせん。49校の高校生が負けるのです。ここなのです。全国大会を目指している高校生も多くいますが、一回戦突破が目標のチームや、ベスト8が目標のチームもあります。もっと言うとそういうチームの方が多いはずです。全てがチャンピョンシップを目指している訳ではないのです。 今、高校生のクラブ離れが言われています。部員がなかなか集まらない環境でも、3年間クラブを続け、努力をしてきた高校生が多くいます。そういった高校の選手も「今までの努力を重ねてきた成果を発揮する場」を失うのです。 全ての選手が、大学や社会人、プロ選手となる訳ではありません。高校でその競技生活を終える選手の方が多いはずです。そういった選手の気持ちももっと汲み取って欲しいと思います。私は全国優勝を目指していた高校生も、そうでない高校生も一緒だと言う事を言いたいのです。 全ての高校生が満足いくような答えはないと思います。ただ、頑張ってきたことに変わりはありません。何とか、成果を発揮する場を提供してもらいたいと考えます。その為にも、一刻も早い終息が必要です。 私たちが今できる事は一つです。GWはお家で我慢することです。私はZoomで授業が出来るように、教材作成に邁進します。 こぼれ話 私も高校時代スポーツをしていました。一生懸命、全てをかけてインターハイで優勝することを目標にやってきました。全てをクラブにかけていた高校生の悔しさや無念さは痛いほど分かるつもりです。だから余りこの話題に触れたくなかったです。ただ、大人になって分かりました。スポーツは色々な楽しみ方がある事だと。だからこそ、どうしても言いたくなりました。 この文面を見て、気を悪くする人もいるかも知れません。先に謝ります。 本当に偉そうにすみませんでした。
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